130球熱投に「大エース誕生の予感」 ロッテ種市の10奪三振動画にファン大興奮

ロッテ・種市篤暉【写真:荒川祐史】
ロッテ・種市篤暉【写真:荒川祐史】

マリン特有の強風が吹く中、4四死球と制球に苦しみながらも6回7安打3失点にまとめた

■ロッテ 6-4 西武(11日・ZOZOマリン)

 ロッテの種市篤暉投手が“熱投”で今季初勝利を挙げた。11日に本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われた西武戦に先発し、6回を7安打3失点。マリン特有の強風が吹く中、4四死球と制球に苦しみながらも130球で10奪三振を奪う投球内容だった。

 ロッテは初回に菅野と井上の2ランで4点を先制。ここまで3登板全てで1得点と援護に恵まれていなかった種市にとっては、これだけあれば十分だった。3回に西武・鈴木のプロ初本塁打などで2失点。6回には再び鈴木に中前適時打を浴びたが、130球を要しながらもこの回を投げ切ってリードを守った。

「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeもこの熱投を動画で公開。自慢の直球で8つ、強風を生かしたフォークで1つ、スライダーで1つと計10個の三振を奪う映像に、ファンも「久々に大エース誕生の予感」「この投げっぷりですわぁ…素晴らしい」「こういうピッチャーを待っていたよ」「エースの意地って感じでかっこいい」「これでドラフト6位だから、ロマンあるよなあ」「真っ直ぐキレッキレたまんねぇ~」と大興奮だった。

 ロッテはハーマン、石崎、益田がリードを守って6-4で勝利し、連敗を2で脱出。嬉しい今季初勝利の種市は、奪三振数でも楽天の則本昂を抜いてトップに躍り出た。21歳右腕のさらなる進化に注目が集まっている。

【動画】「真っ直ぐキレッキレたまんねぇ~」 ロッテ種市が奪った全10三振の実際の映像

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