大谷翔平、腰の張りも軽症強調「良くなっている」紅白戦では痛烈二塁打
マドン監督も軽症を強調「昨日話した感じでは調子は良さそうだ」
エンゼルスのジョー・マドン監督が11日(日本時間12日)、大谷翔平投手が腰の軽い張りを訴えていると明かした。練習前にオンライン会見に応じ、「この前の練習からちょっと腰が張っていたけれど、昨日話した感じでは調子は良さそうだ。これから彼と話して様子を見るけど、来週の練習には復帰できるだろう」と話した。大谷は「腰は日々良くなってきています。今日はあまり症状(張り)もなかったので、(張りは)もう過ぎたのだと思います」と軽症を強調した。
この日はキャッチボール後にブルペン入り。全力投球ではなかったものの、座った捕手に37球を投げた。その後、変則ルールで行われた紅白戦では、打者としてキャンプ再開後初出場。一塁走者を置いた第1打席では救援ノエ・ラミレスから左翼線へライナーで打ち返す二塁打を放ち、初安打をマークした。第2打席以降は一ゴロ、遊ゴロ、見逃し三振で4打数1安打だった。大谷は「ブルペンはもともと今日投げる予定だったので、状態も良かったので投げてみました。その後コーチたちから『打ってみないか』と言われたので、体の状態も良かったので打ってみました」とコメントした。
大谷は7日の紅白戦で674日ぶりに試合登板。18年10月に右肘のトミー・ジョン手術後初めて試合形式の登板では50球を投げ、1安打、1三振7四球だった。8、9日と2日連続で有酸素運動など軽めの調整を行い、10日にはキャッチボールや室内での打撃練習に取り組んでいた。