イチロー氏は「何から何まで独特」 米記者が“最高の野球選手”の一人に選出

現在はマリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー氏【写真:Getty Images】
現在はマリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー氏【写真:Getty Images】

「生で見た中で最高の選手は?」との問いに、ボンズ氏らとともに名前が挙がった

 最高の野球選手といえば誰を思い浮かべるだろうか? 米TV局「NBCスポーツ」アナリストのチャールズ・アーバックル氏が自身のツイッターで「生で見た中で最高の野球選手は誰?」と投稿。多くの記者やファンが反応し大盛り上がりとなるなか、歴代の名選手とともにイチロー氏(現マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)を推す声も挙がっている。

 投稿には、歴代最多762本塁打、シーズン最多73本塁打と圧倒的な成績を残しながら、禁止薬物を使用したために現在も賛否両論が分かれているバリー・ボンズ氏や、通算2781安打、630本塁打をマークしたケン・グリフィーJr.氏の名前が多く登場。その他にも、大谷翔平投手のチームメートで現役“最強”との呼び声も高いエンゼルスのマイク・トラウト外野手や、3000安打を放ちながら現役中に飛行機事故で亡くなり伝説となったロベルト・クレメンテ氏らも多くの票を集めている。

 そんな偉大な選手たちの中で、ファンのみならず、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のブルージェイズ番アンドリュー・ストーテン記者や米TV局「CBSスポーツ」エディターのアディ・ジョセフ氏らが回答したのが「イチロー」。ジョセフ氏は「私にとってはイチロー。その理由は、彼は何から何まで独特だから。彼の動きは(他の選手と)違っていた」と選出理由を添えている。

 メジャー1年目の2001年には新人王とMVPのダブル受賞、2004年にはシーズン歴代最多の262安打、MLB通算3000本安打、そして前人未踏の日米通算4367安打の大記録を残したイチロー氏。昨年の日本開幕シリーズで惜しまれながら引退したが、その実績は日本だけではなくアメリカでもレジェンドとして語り継がれていきそうだ。

(Full-Count編集部)

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