ローテ入り目指すBジェイズ山口 米メディアは「リリーフで力を発揮する」と評価
ブルージェイズはアンダーソン投手の怪我によりローテーション争いが激化
今季からブルージェイズに加入した山口俊投手の先発ローテーション入りはあるのか。米メディア「スポーツネット」が、チェイス・アンダーソン投手の怪我によりローテーション争いが激化する可能性について報じている。
記事では、アンダーソンが腹斜筋の張りで開幕に間に合うか分からなくなったことに触れ、モントーヨ監督の発言を紹介。指揮官は具体的な名前は挙げず、若手投手たちについて「その座を争うことになる。皆にチャンスがある。ここから1週間半でどうなるだろうか。開幕までに他のことも起こり得る」と語った。
ローテには柳賢振、タナー・ロアーク、マット・シューメーカー、トレント・ソーントンが入るとみられており、記事では「アンダーソンに代わる最有力候補のネイト・ピアーソンは、FAまでの期間を1年遅らせるために開幕ロースター入りしない可能性もある」と言及。他の候補としては左腕のライアン・ボルッキとアンソニー・ケイ、右腕のトーマス・ハッチらの名前が挙がっている。
山口については「ブルージェイズのローテーションの座を勝ち取ることを決意してスプリングトレーニングに臨んだが、ブルペン行きになるようにみられる。現状では、ローテーション入りするためには取り組むことがあるように見える」と言及。オープン戦のグレープフルーツリーグでは4度の登板で9回9失点、5四球、6奪三振と精彩を欠いており「その時、彼はリリーフとして最も力を発揮するだろうと考えられていた」と伝えている。現在ローテ入りを目指し猛アピール中の山口。前評判を覆し先発の座をつかむことができるか。
(Full-Count編集部)