ライバル星稜と最後の勝負で最高の結果を 日本航空石川の「思い出の選手名鑑」

日本航空石川高校野球部【写真提供:日本航空石川高校】
日本航空石川高校野球部【写真提供:日本航空石川高校】

エースの嘉手苅浩太投手は今秋のドラフト候補に挙がる本格派右腕

 夏の甲子園は中止となったが、入学から仲間と過ごした時間はかけがえのない宝物となる。Full-Countでは、最後の夏を迎える3年生の部員たちが、ともに過ごした足跡を残せるように「思い出の選手名鑑」を企画し、お届けする。第15回は甲子園で行われる交流試合にも出場する石川県の日本航空高等学校石川。

◇氏名(よみ) 位置 投 打 身長(センチ) 体重(キロ)
アピールポイント(自薦他薦問わず) 3年間頑張ってきたこと

中尾真太郎(なかお しんたろう) 捕手 右 右 174 75
元気はつらつなプレー、笑顔が素晴らしい 遠回りしても頑張れた

毛利水樹(もうり みずき) 一塁手 右 左 174 83
長打力と勝負強さ 北信越No1ファーストを目指した

平叶大(ひら かなと) 三塁手 右 右 170 68
意外性のある打撃 下手でも向上心を持って練習に取り組んだ

山中大空(やまなか そら) 投手 右 右 181 90
パワーで押し切る気迫のこもった投球 誰よりも自主練習を毎日欠かさずやりました

穴田竜士(あなだ りゅうじ) 中堅手 右 左 161 67
チーム一の俊足 送球が良くなるように頑張りました

関本祥汰郎(せきもと しょうたろう) 投手 右 右 186 79
高身長から投げ下ろす角度のあるストレート 課題を克服できるように考えて身になるように努力

天羽柊人(あもう しゅうと) 三塁手 右 左 167 60
広角に打ち分ける打撃技術 辛い時も楽しい時もみんながいたからやり切れた高校野球

小松樹乃丞(こまつ たつのじょう) 投手 右 右 172 68
手元で動くムービングボール 毎日真剣に野球に取り組んだこと

加藤光一(かとう こういち) 投手 右 右 172 59
見た目以上の伸びのあるストレート 目標を立てて頑張れたこと

井口太陽(いぐち たいよう) 二塁手 右 左 173 66
攻守の要、長打力も単打も打ち分ける 毎日の人間性の成長と野球の技術を磨いたこと

中村京史(なかむら けいし) 中堅手 右 左 173 73
走攻守そろった万能選手 高校野球で出会った全ての人に感謝

中谷仁人(なかたに ひろと) 捕手 右 右 174 72
頭脳派で試合中でも冷静な判断が出来る 毎日毎日考えて練習したこと

濱塚祐太(はまづか ゆうた) 投手 右 右 176 84
真上から投げ下ろす回転数の多いストレート 両親、友達、支えてくれた人に感謝

竹下樹(たけした みき) 左翼手 右 左 178 76
ツボに入った打球はチームNo1 練習後に毎日自主練習を取り組んだこと

遠藤大志(えんどう たいし) 右翼手 右 右 176 81
強肩強打の外野手、遠投はチームNo1の120メートル 毎日文武両道に励んだ、全ての人に感謝

田中颯希(たなか さつき) 投手 右 右 180 88
コーナーに投げ分ける直球 変化球で打ち取る 辛い時もたくさんありましたが諦めずに頑張れたこと

田中歩(たなか あゆむ) 二塁手 右 右 164 68
堅守が持ち味、バウンド合わせる技術あり 野球をやらせてもらっている両親に感謝

渡邉直斗(わたなべ なおと) 三塁手 右 左 164 65
小技はチームNo1で守備も内野はどこでも守れる 野球が出来る事 試合ができる事に感謝

正木康盟(まさき こうめい) 投手 左 左 166 60
伸びのあるストレートで打者を詰まらせる 3年間高校野球をさせてくれた両親に感謝

田川大智(たがわ だいち) 一塁手 右 右 166 76
ここ一番の勝負強さ、逆方向へのバッティング 辛いこともあったが乗り越えて頑張りました

草苅桜太(くさかり おうた) 二塁手 右 右 167 64
俊足、盗塁技術は抜群、守備の取ってからの速さ 県外で野球をさしてもらった親に感謝

城田凌介(しろた りょうすけ) 遊撃手 右 右 172 70
堅実な守備と意外性なバッティング 3年間野球と向き合い、練習に取り組んだ

杉本真紀人(すぎもと まきと) 捕手 右 右 172 67
声の大きさ、セカンド送球の安定感がある 家族の為に自分自身に打ち勝ってきたこと

石本隼都(いしもと はやと) 一塁手 右 左 178 78
バッティング技術はチームトップクラス 辛いことも前向きにとらえて頑張ってきたこと

橋場真心(はしば まさむね) 左翼手 右 右 178 77
飛距離チームトップクラス、守備範囲広い 両親への感謝

小川純明(おがわ すばる) 右翼手 右 右 180 82
右方向に長打力を打てる 常に上を目指して頑張りました

岩崎怜音(いわさき れん) 左翼手 右 左 182 84
飛距離チームNo1、逆方向にもホームランが打てる 練習終わりの自主練習を毎日欠かさず取り組んだこと

國兼大聖(くにかね たいせい) 一塁手 右 右 184 95
チーム一の大食い、応援団長 日々野球が出来ることに感謝し、いつも笑って野球を楽しむこと

嘉手苅浩太(かてかる こうた) 投手 右 右 191 106
スピード、コントロールともチームNo1 ここまで野球が出来て親に感謝

菊池直哉(きくち なおや) マネージャー 166 62
目配り気配り心配り チーム全員で日本一の夢を追いかけました

坂本実優(さかもと みゆ) マネージャー
気が利く、笑顔が素敵 少しでも選手の力になれるように頑張った。

◇中村隆監督

 非常にチームワークの良い3年生が新チーム立ち上げ当初は弱いチームだったが、絆を大事にやってこれたこと。月日を経るたびに成長していく3年生を見ていると頼もしく誇りに感じます。コロナウィルスで大会が中止となりこの学年は今までにない辛い大変な経験をしました。

 しかし、困難な人を強くします。下を向かずに諦めずに努力をすることは必ず将来の自分に返ってくることでしょう。「雲外蒼天」という言葉があります。意味は、試練を乗り越えていき、努力して乗り越えれば快い青空が望めるという意味です。雲はさまざまな障害や悩みを暗示している。航空球児らしく人生の青空が望めるまで試練の中でも努力をし続けていってほしいです。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY