田中将大、30日本拠地開幕戦で今季初登板の可能性「次の数日間でどう反応するか」
田中はブルペン投球で144キロ、20日に再度ブルペン入りする予定
ヤンキース・田中将大投手の今季初登板が、29日(日本時間30日)のフィリーズとの本拠地開幕戦となる可能性が出てきた。大リーグ公式サイトが伝えた。
4日(同5日)の練習中に頭部に打球を受けて「軽度の脳震とう」と診断された田中は16日(同17日)にブルペンでの投球練習を再開。約30球を投げた。ブレイク投手コーチは「我々が当初予想していたよりも(力の入れ具合が)遥かに強さがあった。非常に心強いことだ。ブルペンで88~91マイル(約141~144キロ)程の球を投げていた。持ち球全てを見せてくれた。それが見られて良かった。最初のブルペンにしては非常にキレがあった。彼の現在地を我々は本当に嬉しく思う」と評価。次回のブルペン投球は19日(同20日)を予定。その後、実戦投球を再開する可能性があるという。
ブレイク投手コーチはチーム6戦目となる本拠地開幕戦について、「タイミング的には(先発ローテの)5番手に投げてもらいたいと思っている。次の数日間でマサの体がどういう反応をするか見ていきたい」と話している。田中の調整を急かすつもりはないものの、メジャーデビューから6年連続2桁勝利中の右腕の力は不可欠。シーズン登板日を慎重に見極めていく方針のようだ。
(Full-Count編集部)