“暴れ馬”プイグ、新型コロナ感染でブレーブス入りが白紙「FAのままだ」

ブレーブス移籍が報じられていたヤシエル・プイグが新型コロナウイルスに感染した【写真:Getty Images】
ブレーブス移籍が報じられていたヤシエル・プイグが新型コロナウイルスに感染した【写真:Getty Images】

「ジ・アスレチック」は通算132発プイグのブレーブス入りが白紙となったと伝えた

 昨オフにインディアンスからFAとなり、ブレーブス入りが伝えられていたヤシエル・プイグ外野手は新型コロナウイルス検査で陽性反応を示し、契約が白紙となったと米メディア「ジ・アスレチック」が伝えた。

 キューバ出身の29歳プイグは通算7年間で834安打、132本塁打を記録。これまでにマーリンズ、ジャイアンツ、オリオールズが獲得へ興味を示していたが、通算2355安打のニック・マーケイキス外野手が出場辞退したブレーブスと1年契約で合意。メディカルチェックを経て正式発表される見込みだったが、最後に大どんでん返しが起きたようだ。ジ・アスレチックは「アトランタでのプイグの時代は、始める前に終わってしまった。メジャーリーグの関係者によると、プイグは、金曜日に新型コロナウイルス検査で陽性となり、ブレーブスとは契約しない、ということだ」「検査で陰性だったなら、契約に向けて前進するつもりだったと関係者は語った。プイグはFAのままとなる」と伝えた。

 プイグは自身のツイッターを更新。「検査で陽性となったが、症状はなく、とても元気だ」と軽度であることを強調。「みなさん、このパンデミックを真剣に受け止めてください。これは全ての人に、最も健康なアスリートさえにも、起こりうることです。マスクをつけて、ソーシャルディスタンスを守り、それぞれの場所のプロトコルに従ってください」と感染防止対策を呼びかけている。

 MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者はプイグが新型コロナウイルス検査で2度陰性となれば、ブレーブスと交渉を再開する可能性を指摘している。プイグの去就から目が離せない展開となっている。

(Full-Count編集部)

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