昨季GG賞二塁手の“広すぎる”守備範囲にファン驚愕 「球界最高の守備」
二塁手ながら遊撃手の守備位置に飛んだ打球に追いつきジャンピングスロー
紅白戦でまさにメジャー級のスーパープレーが飛び出した。カージナルスのコルテン・ウォン内野手が17日(日本時間18日)に行われた試合で、二塁手とは思えない守備範囲とジャンピングスローでアウトを奪った。MLB公式ツイッターが動画で紹介している。
レッドチームの二塁手として出場したウォンの見せ場は、2回1死一塁で訪れた。ソーサの放った二塁ベースの左を抜けようかという打球に、なんと二塁手のウォンが追いつきそのまま一塁へジャンピングスロー。ほぼ遊撃手の守備位置から強肩を見せつけてアウトを奪った。
2013年にメジャーデビューすると、同年のワールドシリーズ第4戦で上原浩治投手にワールドシリーズ史上初の牽制死でのゲームセットを献上したことでも有名なウォン。翌年には正二塁手に定着、昨季はゴールドグラブ賞にも輝いている。この動画を紹介したMLB公式ツイッターにファンは「文字通り彼は毎年成長している」「ワォ!」「彼にプラチナグラブをあげよう」「球界でベストな野手」「この男にGG賞を! 彼に相応しいよ」「なんてこった。二塁手の中で球界最高の守備」「とりあえず彼にゴールドグラブを」と絶賛のコメントを寄せた。
また、ブルーチームでは元巨人のマイルズ・マイコラス投手が先発し、5回60球、2安打2失点と好投。2月に右前腕の屈筋腱痛でPRP注射を受けたことから、本来の開幕は絶望的となっていたが、コロナ禍によって7月23日(同24日)にずれ込んだ開幕に向け、順調な調整を行っている。