大谷一問一答 最終調整で5回6K無失点「開幕楽しみ」「ケガないのが一番大事」

メジャー開幕は「不安あります。1本打てるまでとか、1勝するまで」

――制球面の課題も克服しているように見えた。前回登板は直球は96マイルを出していた。
「まず全体的にバランスよく投げられたし、追い込んでからの変化球も。今一つのところもありましたけど、全体的には前回より進歩していたかなと思っているので。カウントで取る真っすぐも追い込んでからの真っすぐもコースにいくボールもありましたし、良かったかなとは思っています」

――今回の登板間はどのような修正を加えたか。
「メカニック、体調面もそう(工夫)です。前々回よりも前回の方が強度も球数も大きくなっている。試合で投げた後。特に強度が公式戦は上がると思っているので、体調を含めて調整は大事かなと思っています」

――手術した右肘と左膝の反応は。
「強度が上がったり別の動きが入ってくると、張るのが普通のことなので。公式戦に入って強度が上がった時に、どういう張りが帰ってくるのか。そういう不安はあるのかなと思いますけど、その中でできることを中6日だったら、その中でケアだったりとか、次の試合で万全で入れるようにしたいなと思います」

――直球は良くなっているように見えた。球威や制球の手応えは。
「100マイルを何球も投げている感覚ではないですし、それは紅白戦だからというのもあるが、投げている感じは指にかかっている球もあるので。投げ心地的には前回よりもいいのかなと思います」

――開幕へ向けて投手としての不安はあるか。
「不安はありますね。1試合投げ終わってからもあると思いますし、それは来年再来年になっても開幕前は不安はあると思うので。1本打てるまでとか、1本の本塁打を打てるまでとか。1個三振取る、1勝するまで不安はあるかなと思いますね」

――打者として紅白戦で結果を出している。調整は順調に進んでいるか。
「まずまずいいと思います。やっぱりボールは見えていますし、その中で何本かヒット、本塁打も出ている。出過ぎてないのもいいと思います」

「今日より明日打てるようになっている、投げられるようになっているという感覚でいたい」

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