ヤ軍スタントン、137メートル特大ソロで復活アピール ファン期待「ビースト」
7回の第4打席で左翼席へ約137メートルの特大ソロを放ったスタントン
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が19日(日本時間20日)、本拠地で行われたメッツとの練習試合に「4番・DH」で出場。7回の第4打席で左翼席へ448フィート(約137メートル)の特大ソロを放った。怪我からの復活に燃える主砲にファンも「ジャンカルロが復活」と大きな期待を込めていた。
開幕に向けヤンキースの主砲が復活の狼煙を上げた。5点リードで迎えた7回の第4打席、スタントンは左腕シュリーブが投じた78マイル(約126キロ)のスライダーを強振。打球は一直線で左翼スタンドに飛び込む448フィート(約137メートル)の特大弾となった。
度重なる怪我で昨季はわずか18試合の出場に留まり、今年もスプリングトレーニングで右ふくらはぎを痛め、一時は開幕絶望とされていた。だが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり開幕が大幅に遅れたことで、患部は完治し開幕スタメンは確実となっている。
MLB公式ツイッターも「スタントンがとても遠くまで打球を飛ばした」とコメントを添え、特大ソロの動画を公開。復活を待ちわびるファンも「球界で最も過小評価されている選手かもしれない」「ビースト」「かなり遠い」「いいね」「ジャンカルロが復活!」と大絶賛。
ヤンキースはこの試合でスタントン以外にもジャッジが2本塁打を放つなど計5本のアーチが飛び出し6-0で快勝。11年ぶりのワールドシリーズ制覇に向け役者がそろってきた。