セでは4球団で抑え交代の異常事態…チームの浮沈を左右する12球団の守護神事情

ヤクルト石山とDeNA山崎は守護神の座を守るも、山崎は…

 巨人はデラロサが故障で登録抹消に。一時は澤村が抑え候補に浮上したが、現在は中川に落ち着いた。阪神は藤川が不振でファームへ降格となり、新加入のスアレスが抑えを任されている。160キロの剛球を武器に、ここまで4セーブ。チーム状態も上向いてきている。

 広島は開幕当初、新助っ人のスコットに抑えを任せたが、これがとんだ期待外れに。6月20日の初登板で1失点すると、翌21日には1つのアウトも取れないままに4連打を浴びて逆転サヨナラ負け。ドラ1森下のプロ初勝利を消した。7月3日に登録抹消となったが、7月17日に再昇格。だが、同18日のヤクルト戦で1イニングを投げて3安打2四死球で3失点と炎上し、20日に再び登録抹消となった。

 中日も開幕当初は岡田が守護神を担ったが、7月7日のヤクルト戦で敗戦投手となると、9日のヤクルト戦では1回もたず4失点。守護神の座をライデル・マルティネスに明け渡すことになった。

パ・リーグは6球団とも開幕から抑えは不変、楽天森原はいまだ無失点

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