ダルビッシュは「回が進むにつれてキレが増した」 最終調整5失点も指揮官評価
ダルビッシュは初回に若手有望株ヒメネスに満塁弾を浴びるも2回以降立ち直った
カブスのダルビッシュ有投手が20日(日本時間21日)、敵地で行われたホワイトソックスとの変則ルールの練習試合で先発した。初回に若手有望株ヒメネスに中越え満塁弾を浴びるなど5安打5失点。2回以降は立ち直り、5回途中まで投げ、7安打5失点で降板した。
今季初登板は開幕2戦目、25日(同26日)の本拠地ブルワーズ戦を予定している。初回こそ崩れた右腕を米メディアはどう見たのか。大リーグ公式サイトはデビッド・ロス監督の試合後のコメントを紹介している。
「回が進むにつれて、若干キレが増していった。後の方にスプリットが機能していた。序盤に彼はリリースポイントを見つけられていなかっただけだ」
初回は2死後にマッキャンに中前打を許したところで攻守交代。2回以降は2安打無失点だった。MLB公式サイトは「その後ダルビッシュは落ち着きを見せた」として、序盤で躓くも徐々に立て直した右腕の投球を評価した。
降板後、ダルビッシュは自身のツイッターで「久しぶりの他チーム相手に投げてきました! 初回いきなり打たれてから、気持ちが入ってシーズンのような集中力が出た気がします。あとは一番得意なはずのカットだけ。次は開幕なのでしっかり調整します」と綴った。今季初登板で、どのように修正してくるのか楽しみは膨らむ。
(Full-Count編集部)