日本のボールは「正直ベタベタな感じ」 BC埼玉武蔵の田澤純一が戸惑い
「違和感はあるので、対応はしっかり出来たらいいなと思っています」
レッズ傘下からルートインBCリーグ埼玉武蔵に入団した田澤純一投手が22日、鴻巣フラワースタジアムで行われた練習に合流した。「慣れるまで時間がかかると思うが、宜しくお願いします」とナインに挨拶し、キャッチボールなど、久しぶりとなるチームメートとの練習で汗を流した。
練習終了後の田澤の主な一問一答は以下の通り。
――久しぶりの練習はいかがでしたか?
「日本の野球ってアップが長かったりのイメージがあったのですが、ちょっとアメリカに近いアップで良かった」
――今後の起用法など、監督とお話しはされていますか?
「基本的には、いけと言われれば、行く準備はしっかりして、それに応えられたらいいと思っています」
――ブルペン入りは?
「明日ぐらいに入れたらいいですね」
――久しぶりに、日本のボールの感触はいかがですか?
「正直、投げてみてベタベタな感じはする。アメリカのは結構乾燥しているというか。あまりロウをぬってない感じがするんで。手についちゃう対策はしないと。前はこれが当たり前だったが、逆に慣れてない感じなので、そこは慣れていけたらいいかなと思う」
――ボールの大きさはどうですか?
「縫い目の感じは、一個一個同じなのは日本なのかなと。アメリカの方がアバウトというか」
――日本のボールを握るのはどれくらいぶりですか?
「自主トレで斎藤隆さん(現ヤクルト投手コーチ)とやらせてもらったことがあって、たまに、NPBのボールで投げたことはあった。(その期間の)1週間とかしか投げていないので、これからは毎日そのボールになるので、違和感はあるので、対応はしっかり出来たらいいなと思っています」
――実戦に入るまで、どれくらいの間隔が必要ですか?
「バッターに対して投げていないので、そこの感覚は、そう簡単につかめるとは思ってないが、そういったことにも慣れていきながら。野球をさせてもらえる環境ができたのはよかったです」
(細野能功 / Yoshinori Hosono)