昨季34発ソトが新型コロナ感染、カーショー開幕投手回避…4か月遅れで開幕
通算169勝カーショーは背中の張りで負傷者リスト入り、新人メイが代役
新型コロナウイルスの影響で遅れていた大リーグは23日(日本時間24日)、波乱の開幕となった。ナショナルズのファン・ソト外野手が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示し、開幕ロースターから外れた。また、ドジャースの開幕投手、クレイトン・カーショー投手は背中の張りで負傷者リスト(IL)入り。同日のジャイアンツとの開幕戦の登板を回避したと複数の米メディアが伝えた。
2018年にメジャーデビューした21歳のソトは昨季34本塁打、110打点。ワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。同日のヤンキースとの開幕戦は欠場する。通算169勝左腕カーショーは2011年から8年連続で大役を務めたが、昨季は左肩の炎症で調整が遅れて回避。今季は2年ぶり9度の開幕投手に指名されていた。代わりに昨年メジャーデビューした22歳のダスティン・メイ投手が先発する。新人扱いの投手が開幕戦で投げるのは1981年フェルナンド・バレンズエラ以来39年ぶりだ。
また、昨季19勝(6敗)を挙げ、7月上旬に新型コロナウイルスに感染したレッドソックス左腕のエドゥアルド・ロドリゲスが新形コロナウイルスによる合併症のために復帰が遅れると伝えられた。この日、当初から約4か月遅れで開幕を迎えたが、まさかのスタートとなった。
(Full-Count編集部)