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パ・リーグの両チーム合計最多得点は? 今も破られない70年前の記録が凄い

パ・リーグ創設70周年を記念してお送りする特別企画。日刊スポーツよりご提供いただいた紙面を参考に、全10回で当時のパ・リーグを振り返る。また、野球殿堂博物館の井上裕太学芸員より当時についての詳細な解説もいただいた。

「パ・リーグ設立70周年特別企画」紙面でたどるパ・リーグ1950
「パ・リーグ設立70周年特別企画」紙面でたどるパ・リーグ1950

両チーム合計最多得点のNPB新記録、現在も破られないその点数は?

 パ・リーグ創設70周年を記念してお送りする特別企画。日刊スポーツよりご提供いただいた紙面を参考に、全10回で当時のパ・リーグを振り返る。また、野球殿堂博物館の井上裕太学芸員より当時についての詳細な解説もいただいた。

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 1950年3月11日、西鉄(現西武)対毎日(現ロッテ)の組み合わせで開幕した太平洋野球連盟(パシフィック・リーグ)。第3回ではリーグ初年度における印象的な試合について取り上げたい。

 開幕して間もない1950年3月16日、名古屋でのダブルヘッダーの第1試合として行われた西鉄と東急の一戦は、21-14で西鉄が快勝した。両軍合わせて35得点という数字は、現在でも更新されていない歴代最多の記録だ。ちなみに、第2回の記事で試合時間の短さについて触れたが、この試合も大量得点でありながらも2時間13分で終了している。

 試合内容について簡単に触れておきたい。注目したいのは試合序盤の西鉄打線の爆発ぶりだ。3回、東急の先発・浜田宏投手から4安打を放ち降板させると、続く2番手の米川泰夫投手から3本塁打を放って一挙9点。試合の主導権を握り、終わってみれば計21点の大量得点での大勝となった。後身である西武も強力打線で知られているが、こちらも凄まじい攻撃を見せていたことがわかる。

 一方の東急は4回に与えた1本塁打6四球による5失点が響き、6回に5点、8回に7点を返す驚異的な追い上げを見せたものの、点差を縮めきることはできず。ただ、こうした猛追が、結果として1940年の阪急と南海の一戦(32-2)を上回る1試合両チーム合計最多得点に結びついたと言えよう。

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