山口俊、タイブレーク4失点2敗目 指揮官は苦渋の決断「唯一残された選択だった」
延長10回無死二塁から2者連続四球でピンチを広げて…防御率36.00
■ナショナルズ 4-0 Bジェイズ(日本時間30日・ワシントン)
ブルージェイズの山口俊投手は29日(日本時間30日)、敵地・ナショナルズ戦の延長10回から6番手として救援登板。メジャー初登板に続きタイブレークでの登板となったが、1回2四球2安打4失点(自責3)。今季2敗目を喫した。防御率36.00。
両軍無得点の延長10回、タイブレーク制の無死二塁から登板した。先頭から2者連続四球を与え、同満塁のピンチ。ロブレス、ターナーを2者連続空振り三振に仕留めたが、イートンに二塁内野安打。チャレンジ判定が覆らずに先制点を献上すると、続くカブレラに3点三塁打を許した。
メジャーデビューとなった26日(同27日)のレイズ戦でも1点リードの延長10回から救援。四球から逆転サヨナラ三塁打で初黒星を喫していた。地元メディア「トロント・スター」のブルージェイズ番グレゴール・チザム記者は自身のツイッターでモントーヨ監督のコメントを紹介。「我々にとって、彼が唯一残されていた選択だった。彼は、荒かったね。コマンドが欠けていた」「彼はコマンドを改善しないといけない。だけど、今日は、彼しか残されていなかった。先日と同じように」とルーキー右腕へ苦言を呈している。