大谷翔平が“曲芸打ち”今季1号3ラン、秋山は三重殺 山口は2戦連続タイブレーク敗戦
大谷は地面スレスレのボール球を右翼スタンドへ1号3ラン、山口はまたもタイブレークで登板
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地マリナーズ戦に「4番・DH」で先発出場し322日ぶりとなる今季1号3ランを放ち5打数1安打3打点。また、秋山翔吾外野手は本拠地カブス戦に「1番・左翼」で先発出場し5打数2安打1得点、第5打席ではトリプルプレーを奪われる珍しいシーンも見られた。
大谷は1点を追う4回の第2打席で、見送ればボール球だった内角低めのカーブをすくい上げ、右翼席へ1号3ランを放った。打球速度101マイル(約162.5キロ)、飛距離402フィート(122.5メートル)を記録した。大谷の一発は昨年9月11日(同12日)の本拠地インディアンス戦以来322日ぶりだった。
秋山は“定位置”の1番でスタメン出場すると、3回に右前打。5回1死一塁で迎えた第3打席には、中堅越えにエンタイトル二塁打を放つなど5打数2安打で初のマルチを記録。7回無死満塁で迎えた第5打席では三塁へ放った強烈なライナーが直接捕球と判定され三塁から一塁へ転送され三重殺。チームは12-7で勝利した。
レイズの筒香嘉智外野手は敵地ブレーブス戦に「4番・DH」でスタメン出場。第2打席で右前打を放ち4打数1安打。3戦連続安打をマークしたがチームは7-4で敗れた。
ブルージェイズの山口俊投手は敵地ナショナルズ戦で26日(同27日)のメジャー初登板に続き延長10回タイブレークの場面で登板。連続四球で無死満塁のピンチを招くとイートンに適時内野安打、カブレラに3点三塁打を浴び1回2安打2四球4失点で2敗目を喫した。
また、頭部に打球が直撃し脳震盪で開幕を負傷者リスト入りで迎えたヤンキースの田中将大投手は、8月1日(同2日)の本拠地レッドソックス戦で今季初登板を迎えることが決定した。
(Full-Count編集部)