日大三のプロ注目左腕・児玉が救援で5回0封8奪三振 「監督さんを胴上げしたい」
救援登板の児玉をヤクルト、広島、オリックスら3球団のスカウトが視察した
高校野球西東京大会は31日、府中市民球場で3回戦が行われ、日大三が9-2の7回コールドで富士森を下しベスト16進出を決めた。プロ注目のエース左腕・児玉悠紀投手は3回からリリーフ登板、5回無失点8奪三振の好投でチームの大勝に貢献した。
3回、先発の棚原幸投手が先頭打者に左前打を浴びピンチを招くと、児玉がマウンドへ。野選などもあり1点を失うも、最少失点で切り抜けた。児玉はその後も相手打線を封じ、5回を投げ8つの三振を奪った。打線は3回に6番山田和が逆転ソロを放つと、4回には持ち前の猛打爆発し一挙5得点。伝統の強力打線を存分に見せつけた。
児玉目当てにヤクルト、広島、オリックスら3球団のスカウトが視察した。プロの目も光るなか、上々の好リリーフでアピールした児玉は「最初は固かった。変化球が高めに浮いてしまい、もったいなかった」と反省。「次の試合は先発して、無失点で抑えたい。監督さんを胴上げしたいです」と意気込んだ。
(Full-Count編集部)