田中将大、2日に今季初先発「状態いい」 プロテクター入りの帽子着用
打球が頭部を直撃し、その後慎重に調整を進めてきた田中
ヤンキースの田中将大投手が1日(日本時間2日)、本拠地でのレッドソックス戦で今季初先発する。7月31日(日本時間8月1日)の練習後に会見に臨み、今季初登板に向けた心境を語った。
サマートレーニング中の7月4日(同5日)の練習中に打球が頭部に直撃し、軽い脳震盪を負った田中。その後、慎重に調整を進め、今季初登板の時を迎える。田中は「体の状態についてはいいと思っています。球数の部分では、そこまで多くのところとは思ってないですけれど、監督にボールを渡すタイミングまでしっかりと自分の仕事をできればなと思っています」と語った。
今季初登板には頭部を保護するため、プロテクター入りの帽子を着用してマウンドに上がる。「かぶっていて違和感だったり、何かプレーに支障をきたす邪魔な部分があるならやめようと思ったんですけど、使ってみて違和感とか、支障をきたすようなことがなかった。自分の身は守れると思いますし、プロテクトはしてくれると思うので、まあ今までは知らなかったという部分が多かったというのが大きいですかね」と、使用の意図について明かした。
7月29日にブルペンで投球練習を行い、30球を投げて調整を行った田中。ここまで実戦形式での投球練習しかしておらず、実際に試合に投げるのは活動再開後、初めてとなる。久々の実戦登板に「ゲーム、公式戦を戦うというところで、これまで間隔があくことがなかったので、これも初めての経験なのでどうなるか、明日になってみないと分からない。しっかりと緊張しながら、自分のいいパフォーマンスを出していけるようなゲームの入り方の準備というものはしていきたいなと思います」と語っていた。
(Full-Count編集部)