MLB史上5番目の長距離補殺 ド軍ベッツの衝撃“鬼肩スロー”に全米衝撃「信じられない」
右翼線から三塁へノーバウンド送球で補殺を奪ったベッツ、MLB史上5番目となる長距離送球に
■Dバックス 5-3 ドジャース(日本時間1日・アリゾナ)
ドジャースのムーキー・ベッツ外野手が7月31日(日本時間8月1日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦で驚愕の“鬼肩”を見せつけ話題になっている。三塁を狙った走者をダイレクト送球で補殺したビッグプレーにファンも「信じられない送球だ」と驚きの声を上げている。
驚愕のスローが生まれたのは初回だった。ダイヤモンドバックスの先頭マーテイが一塁線を破るヒットを放つと、マーテイは快足を飛ばし一気に三塁を狙った。だが、そこに立ちふさがったのは4年連続でゴールドグラブ賞に輝く右翼手・ベッツだった。
右翼フェンス手前でゴロを処理すると、三塁へ自慢の強肩を生かしたノーバウンド送球を披露すると、マーテイは三塁ベース手前で悠々アウトとなった。
このスーパープレーをMLB公式ツイッターは「ベッツの時に走るな!」とコメントを添え動画を公開。これにはファンも「信じられない送球」「これはヤバい」「信じられないぐらい素晴らしい」「これはイチロー的な送球だ」と絶賛。
スタットキャストによるとベッツが披露した鬼肩送球は305フィート(約93メートル)を計測し、2015年以降で計測された補殺の中で史上5番目の長距離送球だった。
また、ベッツはレッドソックス時代の昨年9月23日(同24日)のレイズ戦でも三塁へ全く同じ距離で補殺を記録している。2年連続の好プレーにMLB公式のジェーソン・バーナード氏は自身のツイッターで「ムーキーはマトリックスを壊した!」と綴り、“デジャブ送球”に信じられない様子だった。