大谷翔平が「もしマウンドに戻れないなら…」 LA紙は新人王イヤーの猛打復活を期待
ロサンゼルス・タイムズ紙「2018年のように打撃で活躍して終えることができるかも」
エンゼルスは3日(日本時間4日)、大谷翔平投手がMRI検査を受け、右屈曲回内筋群の損傷と診断されたと発表した。投球再開まで4~6週間。4日(同5日)からの敵地・マリナーズ戦にはチームに同行し、指名打者として出場を続ける見込みだ。
今季中の投手・大谷の復帰は厳しくなった。地元紙ロサンゼルス・タイムズは「ショウヘイ・オオタニは少なくとも6週間投球できないが、故障者リスト入りしない」との見出しで指名打者としての躍動を期待した。
「二刀流のショウヘイ・オオタニは月曜日、右腕に損傷が見つかり、早くても9月半ばまで投球しない。しかし、火曜日から6試合の遠征となるチームに同行し、DHとしてはすぐにプレーを再開できるかもしれない」
大谷は18年9月の右肘靭帯損傷後も打者として出場続行。指名打者として活躍を続け、日本人では17年ぶり4人目の新人王受賞へつなげた。同紙は「もしマウンドに戻れないのであれば、2018年のように2020年シーズンを打撃で活躍して終えることができるかもしれない。2018年は9月2日が最後の登板となった。残りの24試合で打率.310、二塁打5本、三塁打1本、本塁打7本とした。右肘の靭帯に手術が必要だと知った日、4打数4安打、2本塁打、1四球とした」と当時の活躍を伝えた。
チームは開幕から3カード連続で負け越し。ここまで3勝7敗の地区最下位と低迷している。本格的な投手復帰は来季までお預けとなりそうが、地元紙は打者・大谷としての活躍を期待しているようだ。
(Full-Count編集部)