ジャイアンツ右腕の“クネクネ投法”に指揮官笑撃 「今夜最も面白い場面」
通算126勝クエトがよろめきながらも投球「僕はバランス感覚が良いんだ」
■ロッキーズ 7-6 ジャイアンツ(4日・コロラド)
ジャイアンツのジョニー・クエト投手が、またも衝撃的な“クネクネ投法”を披露した。3日(日本時間4日)の敵地ロッキーズ戦に先発し5回5安打3失点(自責2)。今季2勝目こそつかめなかったが、大リーグ公式サイトは「クエトがシミー、よろめき……それからアウト」と動画で紹介している。
注目したのは2点リードの4回2死だ。オーウィングスへの3球目。右足を挙げたが、プレート上でグラグラ。背中を本塁方向へ向けた後に投球。打席のオーウィングスも動揺したのだろうか。外角球で三ゴロに打ち取った。MLB公式サイトは「バランスを崩し、脚を上げて背中を本塁の方に向けた。ボークにならないように注意し、落ち着き、本塁に投げることができた。そして、オーウィングスを三塁ゴロに打ち取った」と伝えた。
元巨人のゲーブ・キャプラー監督は「間違いなく今夜、最も面白い場面だった。バランスを崩し、落ち着いて変化球をストライクに投げることは、ただ本当に素晴らしい。それができる人は多くない」と称賛。クエトは「僕はバランス感覚が良いんだ」と自信満々に振り返っている。試合は6-7でロッキーズが逆転負けを喫したが、通算126勝右腕のクネクネ投法が大きな話題となっている。