ソフトバンクに外野手不足の恐れ ドラ1佐藤ら4選手が2週間自宅待機に
長谷川との濃厚接触者として判断された佐藤らファームの外野手4人が自宅待機に
ソフトバンクは5日、佐藤直樹外野手、柳町達外野手、釜元豪外野手、真砂勇介外野手の4選手が、1日に新型コロナウイルスへの感染が判明した長谷川勇也外野手の濃厚接触者として判定されたと発表した。4選手は8月14日まで自宅待機となる。またリハビリ組の30代スタッフが陽性判定となったことも発表した。
濃厚接触者として判定された4選手はPCR検査では陰性だったものの、長谷川との最終接触日である7月31日から2週間後の8月14日まで自宅待機となる。また、ファームスタッフの濃厚接触者の特定のため、ファームの活動休止は継続される。
スタッフ1人が新型コロナウイルスに感染したものの、選手、監督らへの広がりはなかった1軍は通常通りの活動を継続し、4日も楽天戦を戦った。ただ、このファームの動向が1軍にも影響を及ぼしそうだ。
長谷川が陽性反応を示し、佐藤、柳町、釜元、真砂の4人が2週間の自宅待機となった。この5人はいずれも外野手。この5人を除き、支配下登録されている外野手は1軍のバレンティン、中村晃、柳田、上林、主に3軍で出場する2年目の水谷しかいない。
デスパイネは、グラシアルと共に、まだ来日後の待機期間が明ける段階だが、ファームが活動停止となっており練習再開のメドが立たない。そして、ファームが活動停止となっていることで1軍と2軍の選手の入れ替えも現状では難しくなっている。
1軍には周東や明石、川島ら内野手ながらも、外野でもプレーできる選手がいる。8月半ばまでは、こういったユーティリティの選手らを使いつつ、現状で1軍にいる選手たちで戦いを凌いでいくしかなさそうだ。世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。誰にでもかかる可能性がある脅威であるが、これ以上広がらないことを祈るばかりだ。
(Full-Count編集部)