「藤川の全盛期」「漫画の主人公」 西武平良、オール直球157キロ“満塁斬り”にファン衝撃
平良は6回1死満塁の場面でリリーフ登板、157キロの直球で連続三振を奪う
■西武 7-2 日本ハム(5日・札幌ドーム)
西武の平良海馬投手が5日、札幌ドームで行われた日本ハム戦で圧巻の火消しを見せた。6回1死満塁のピンチでマウンドに上がり自慢の剛速球で2者連続三振に仕留めた。イニング跨ぎで1回2/3、1安打5奪三振の快投劇にファンも「惚れ惚れする投球」、「藤川の全盛期」と絶賛の声を上げている。
3点リードの6回1死満塁で4番手としてマウンドに上がった平良。日本ハム西川に対して3ボールとなったが、ここからが凄かった。自慢の剛速球を投げ込み、157キロで空振り三振。さらに代打・松本もオール直球勝負で157キロで空振り三振に仕留め無失点で切り抜けた。
7回もマウンドに上がると1死から近藤に中前打を浴びたが、アウト3つを三振で奪う快投だった。平良が見せた度胸満点の投球を「パーソル パ・リーグTV」も「ヤバイ 平良『絶体絶命をパワーでねじ伏せる男』」とのタイトルで動画を公開。
最速160キロの剛腕が見せた投球にファンも「惚れ惚れする投球」「藤川の全盛期」「凄いメンタル」「漫画の主人公みたい」と多くのコメントが寄せられていた。
平良はここまで16試合に登板し0勝0敗、7ホールド、23奪三振、防御率1.69と圧巻の成績を残している。今後も新人王候補に名前が上がる右腕の投球に大注目だ。