「これぞ本物の悪球打ち」 ロッテ中村奨の地面スレスレ“曲芸打ち”にファン驚愕
4回の先頭で中村奨は地面スレスレのスプリットを中前に運ぶ
■ロッテ 12-1 オリックス(5日・京セラドーム)
ロッテは5日に敵地で行われたオリックス戦に12-1で快勝。11安打12得点と打線が爆発、投げても先発の小島が6回1失点の好投と投打が噛み合いオリックス戦は開幕から7連勝をマーク。そんな中、4回に中村奨吾内野手が放った“曲芸打ち”が話題になっている。
両チーム無得点で迎えた4回。先頭の中村奨は2ストライクと追い込まれながらも、オリックス鈴木が投じた内角133キロのスプリットを中前打に弾き返した。
地面ギリギリのボールに対し、腕をたたみすくい上げるように放った“曲芸打ち”を「パーソル パ・リーグTV」も「変態度高め 中村奨吾『ありえない曲芸打ち』でチャンス演出」とのタイトルで動画を公開。これにはファンも「これぞ本物の悪球打ち」「これこそ匠の技」「明らかにここから流れが変わった」「角中の遺伝子」と驚きの声を上げていた。
この一打をきっかけにチームはこの回、安田の2点タイムリー、菅野の2ランが飛び出し一挙4点を奪い試合の主導権を握った。5回にも5安打を集中させ一挙7得点と中村奨の“変態ヒット”はロッテ打線を目覚めさせる一打となった。