「全部オオタニさんのせい」 西武ギャレットの160キロ動画が“感覚麻痺”と話題
騒がれない原因は「全部、オオタニさんのせいだ」
昔は150キロを出すだけでも「速い」とされ、今は160キロもシーズン中に頻繁に見られる時代となった。最近では西武の平良やギャレットらもマークしているが、さほど大きくは報道されなくなっている。いくつもの160キロ動画が「パーソル パ・リーグTV」のYouTubeでも公開されているが、その中で西武ギャレットが日本ハム戦で出した160キロ動画が“感覚麻痺”と話題となっている。
この動画は「【感覚が麻痺】“160キロに驚かないこと”に驚く…」というタイトルで投稿。ギャレットがすさまじい160キロの直球を披露し、打者を右飛に打ち取っている。一昔前なら衝撃すぎる映像だったはずだが、実況も「今のが160キロ出ていました。100マイルです」と淡々と、冷静に事実を報じるだけで、試合も淡々と過ぎていく様子を伝えている。ある意味、衝撃的なシーンだ。
それもそのはず。同じ札幌ドームでは2016年10月16日、クライマックスシリーズ・ファイナルステージの日本ハム-ソフトバンク戦で大谷翔平投手が165キロを計測した他、160キロ台を連発。この球場は異次元の世界に何度も連れていかれているため、ファンからは「全てはあの漫画から飛び出してきた人が悪い」「原因はリアル版大谷翔平」「160キロが当たり前になってきた時代」「大谷が常識を変えてしまった」「普通に(球速を)言っている実況もすごい」などとコメント。エンゼルス・大谷翔平投手が引き合いに出されてしまった。「もう170キロが出ないと驚かない」という声もあるなど、ファンが求めるスケールは大きくなるばかりだ。