韓国左腕・金廣鉉がローテ入りへ マイコラスらIL入りで守護神から配置転換
シルト監督が明言、守護神として1試合に登板し初セーブをマークしていた
KBO(韓国プロ野球)のSKワイバーンズからポスティングシステムを利用してカージナルス入りした金廣鉉(キム・グァンヒョン)投手の先発ローテーション入りが決まった。マイク・シルト監督が5日(日本時間6日)に明かしたとMLB公式サイトが伝えている。
昨シーズン守護神を務めたカルロス・マルティネスが先発ローテ入りしたことに伴い、守護神として開幕を迎えていた金廣鉉。7月24日(同25日)のパイレーツ戦でメジャーデビューを果たし、1回2安打1失点で初セーブを挙げていた。しかし、その後に元巨人のマイルズ・マイコラスが右腕手術のためIL(負傷者リスト)入り、マルティネスも4日(同5日)にIL入りとなったため先発のチャンスが回ってきた形だ。
2008年の北京五輪では日本戦で2度好投し、かつては“日本キラー”とも呼ばれた。KBOでは通算136勝をマークし、昨季は17勝6敗、防御率2.51の好成績をあげ、2年総額800万ドル(約8億4000万円)でカージナルス入り。メジャー初先発に期待がかかる。
(Full-Count編集部)