柳賢振のチェンジアップは「絶対的な美」 “針の穴を通す”精度に「アジア1」の声
5回を投げて許したヒットは三塁内野安打の1本、8三振を奪い無失点に抑えた
■ブルージェイズ 2-1 ブレーブス(日本時間6日・アトランタ)
ドジャースからブルージェイズに移籍した韓国人左腕・柳賢振投手が5日(日本時間6日)、敵地ブレーブス戦で移籍後初勝利を挙げた。“針の穴を通す”ような精度の高いチェンジアップと直球のコンビネーションで奪った8三振にファンは感嘆の声をあげている。
新加入ながら開幕投手を任された柳賢振だったが、ここまで2先発では白星を挙げられていなかった。しかし、この日は昨季のナ・リーグ最優秀防御率の本領を発揮した。5回を投げて許したヒットはデュバルの三塁内野安打の1本。8三振を奪い無失点の快投だった。
ブルージェイズ公式ツイッターは、この日の奪三振集を動画で公開。「彼は美しいボールを投げた」「彼はここまで数多くの素晴らしいチェンジアップを投げている」と興奮気味の実況も収められている。また、ファンからも「見ていて本当に楽しかったよ」「韓国の誇りだ」「素晴らしい働き」「パーフェクトなピッチング」「ナンバーワンのチェンジアップ」「アジア1のピッチャー」「マウンド上の絶対的な美だ」「ずっとコーナーに投げ続けていたね」とのコメントが寄せられている。