東海大菅生が逆転サヨナラで47年ぶり東西決戦制す 若林監督「選手に謝らないと」

東海大菅生が帝京を破り“東西東京対決”を制す【写真:荒川祐史】
東海大菅生が帝京を破り“東西東京対決”を制す【写真:荒川祐史】

大会序盤から「悔しかったら優勝してみろ」と檄を飛ばしていた指揮官

 高校野球東西東京大会は10日、ダイワハウススタジアム八王子で47年ぶりに東西決戦が行われ、西東京代表の東海大菅生が3-2のサヨナラ勝ちで東東京代表の帝京を破り、東西東京大会出場243チーム256校の頂点に立った。

 8回まで相手先発左腕・田代涼太投手の前にわずか1安打。2点を追う土壇場の9回、無死一、二塁から3番森下晴貴外野手が値千金の2点適時三塁打で同点に。その後2者連続敬遠で満塁となり、6番臼井直生捕手が逆転サヨナラ中前打を放った。

「このまま終わっちゃうのかなという状況からよく追いついてくれた」と若林監督。「3回戦が終わったときに寮に帰ってからメチャクチャ言った。『お前らいい加減にしろよ! 悔しかったら優勝してみろ!』と。今日は帰ったら謝らなきゃいけない。大したもんです」と選手を称えた。

(佐藤佑輔 / Yusuke Sato)

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