インディアンス右腕が“外出禁止令”違反で自宅へ強制送還 72時間の隔離措置へ
今季初勝利した9日夜にシカゴの街へ友人と出かけた
インディアンスは9日(日本時間10日)、ザック・プリーサック投手が“外出禁止令”に違反したとして、遠征先から自宅へ強制送還した。米メディア「ジ・アスレチック」が伝えた。
プリーサックは8日(同9日)の敵地・ホワイトソックス戦で6回無失点と好投して今季初勝利。その日の夜に遠征先のシカゴで友人と出かけていた。球団側は右腕が感染した場合に備え、チームメートと接触させないように遠征先から帰宅させたという。プリーサックは72時間隔離され、毎日検査を受けるという。
大リーグではマーリンズとカージナルスで集団感染が発生。大リーグ機構と選手会が5日(同6日)に各球団に伝えたプロトコルによると、選手ら球団関係者は遠征中に宿舎から離れる場合はどんな理由でもコンプライアンス担当者に伝える必要があるという。
25歳のプリーサックは今季3試合登板し、1勝1敗、防御率1.29。次回登板は15日(同16日)の敵地タイガース戦が予定されている。
(Full-Count編集部)