“弾丸”4号2ランは「大谷爆弾」 最大5点差をひっくり返す一発に敵地メディア脱帽
地区首位のアスレチックスは9連勝ストップ「『Ohtani bomb』で9-9の同点に…」
■エンゼルス 10-9 アスレチックス(日本時間11日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地のアスレチックス戦に「5番・指名打者」で先発出場。6回1死一塁で同点の4号2ランを放ち、チームの最大5点差をひっくり返す大逆転勝ちに貢献した。9連勝を止められたアスレチックスの地元メディアも、この一発を「Ohtani bomb(大谷爆弾)」と表現し称賛している。
4回1死一塁の第3打席で右前二塁打を放っていた大谷にさらなる快音が飛び出した。2点ビハインドの6回1死一塁で4番手右腕トリビーノの初球、95.8マイル(約154.2キロ)のツーシームを捉えると、バックスクリーン右へ飛び込む同点の4号2ランに。日本人通算本塁打では4位の井口資仁(現ロッテ監督)に並んで通算44本塁打となる一発は、日本人メジャーリーガー通算600号のメモリアル弾にもなった。
8回にはトラウトにこの日2本目となる勝ち越しソロが飛び出して、エンゼルスは10-9で大逆転勝利。チームの連敗を3でストップし、ア・リーグ西地区首位を走るアスレチックスの連勝も9で止めた。
アスレチックスの地元メディア「NBCベイエリア」は、この試合を「2度のア・リーグMVPのトラウトとショウヘイ・オオタニがかなりのパワーを見せつけた。4回のトラウトの一発、そして6回の『Ohtani bomb』で9-9の同点に追いついた」と振り返った。打った本人も「初球からいいスイングができてよかった。打った瞬間に入ると思いました」と手応えを語った“弾丸”ライナーは敵地にもインパクトを残したようだ。
(Full-Count編集部)