マスク無しで女性とダンス… 今季出場辞退の問題児セスペデスに逆風
感染懸念を理由に今季辞退も、開幕前にダンスしている動画が流出した
昨季は故障で全休、今季も新型コロナウイルスの感染を懸念し残り試合の出場を辞退したメッツのヨエニス・セスペデス外野手。そのセスペデスが出場辞退の数週間前にレストランで踊っていたと、米メディア「ブリーチャー・レポート」が「TMZスポーツ」の入手した動画とともに報じている。
セスペデスは今季、開幕から8試合に出場した後の8月2日(日本時間3日)に球団に無断で試合に欠場。そのまま荷物をまとめ、新型コロナウイルスへの懸念から残りの2020年シーズン出場を辞退していた。
しかし、記事では「開幕が始まる約2週間前にマスクを着用せずにバーで女性と踊っていた」と指摘。TMZスポーツが入手した動画から「通常の客に対しては閉まっているにも関わらず、セスペデスとその仲間がダンスフロアの使用を許されている。動画の中ではレストランは人がまばらに見えるが、この動画の提供者によると、レストランは『満員だった』」と伝えている。
複数の報道によると、当初、セスペデスは契約にある出来高に達しないように、メッツがわざと出場数を制限していると主張。チームを離れる前日にはルイス・ロハス監督、ブロディ・バンワグネンGMと出場数について話し合いの場を持っていた。この件について、ロハス監督とバンワグネンGMは「セスペデスの出場数はいかなる出来高契約とも関係がない」と話している。
セスペデスはリハビリ中の昨年5月に牧場の穴にはまって右足首を骨折。そのまま1試合にも出場することなく昨季を終え、“不良債権”としてのイメージが定着している。今回のダンス動画流出により、さらに風当たりが強まりそうだ。
(Full-Count編集部)