ダルビッシュ女房役のフレーミングに米賛否 「動かしすぎ」「フレームの魔術師」
女房役・カラティニが見せたミットの動きに米ファンは議論
■カブス 4-2 ブルワーズ(日本時間14日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は13日(日本時間14日)、本拠地のブルワーズ戦で先発し7回1安打11奪三振1失点の快投で今季3勝目を挙げた。女房役のビクター・カラティニ捕手も随所で見せたフレーミングで勝利をアシスト。MLB公式サイト内の人気コーナー「Cut4」は「オスカー賞を与えよ」と絶賛しているがファンからは賛否両論の声が上がっている。
内角低めのカットボール、外角のカーブ、低めの直球…際どいコースに投げ分けたダルビッシュの球をストライクに“変化”させたカラティニのフレーミング。この日は11奪三振の快投だったがバッテリーの共同作業で得たものでもあった。
MLB公式サイトの人気コーナー「Cut4」公式インスタグラムは「カラティニに出演作『フレーミング・ジョブ』でオスカー最優秀俳優賞を与えよ」とコメントを添えフレーミングを称え動画を公開。だが、ファンはカラティニのミットの動きに賛否の声を上げていた。
「私が今まで見た中で最もひどいフレーミングたち」
「彼は捕ってから動かしすぎだ」
「過剰すぎ」
「全然わかっていないファンが多すぎる。カラティニは素晴らしいフレーミングをしている」
「フレームの魔術師」
「これこそがキャッチャーがすべきこと」
「ストライク判定もらえているんだから、実際のところ良いフレーミングだよ」
ミットを動かしすぎと批判する声もあったが、ボール気味の球をストライクに“変化”させているのも事実だ。ダルビッシュはここまで4試合に登板し3勝1敗、防御率1.88。24イニングで27三振と圧巻の成績を残している。ちなみにメジャーではブレーブスのタイラー・フラワーズ、カージナルスのヤディア・モリーナらのフレーミングが高く評価されている。