前田健太は「前評判以上の活躍」 新天地での開幕3連勝に米メディア絶賛
ツインズ移籍初年度の今季はここまで4試合に登板し3勝0敗、防御率2.66と最高のスタート
ツインズの前田健太投手はここまで4試合に登板し3勝0敗、防御率2.66、3試合連続でクオリティースタート(QS)を達成するなど開幕から抜群の安定感を誇っている。先発としてのこだわりを持ちドジャースからトレード移籍してきた右腕を米メディアも「前評判通り、いやそれ以上の活躍している」と称賛している。
今季は60試合制で行われるメジャーリーグ。新型コロナウイルスの影響で消化できていないチームもあるが、すでにシーズンの3分の1が終了。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」はここまで地区首位を走るツインズを“採点”し、新天地で輝きを放つ前田についても「マエダが成功へ滑り込む」と特集している。
記事まで昨季まで47勝、防御率3.87をマークしていたドジャース時代の成績も評価しつつ「ドジャース時代も十分いい働きをしていた。マエダは前評判通り、いやそれ以上の活躍している」と今季のここまでの活躍を称賛。
ツインズは前田を獲得するためトレードでプロスペクトのブラスダー・グラテロル投手を放出したが、チームは前田にそれ以上の“価値”があると信じていた。特に左打者へのスライダーが武器になると考えていたようで「案の定、彼の全体的なスライダーの使用量は31.5%から38.5%に上がった」と指摘している。
開幕から無傷の3連勝、メジャー通算50勝もマークした前田。エース級の活躍を見せる日本人右腕が新天地で輝きを放っている。
(Full-Count編集部)