西武・内海哲也「チームに迷惑を…」 移籍後初先発は6回4失点で732日ぶり白星ならず
史上56人目の通算1500奪三振「がんばって積み上げてきた数字」
■オリックス – 西武(22日・京セラドーム)
西武の内海哲也投手が22日、京セラドームで行われたオリックス戦で移籍後初先発し6回3安打4失点で降板した。史上56人目となる通算1500奪三振を達成したものの、巨人時代の2018年8月21日のDeNA戦以来、732日ぶりの白星はならなかった。
3回まで無安打と抜群の立ち上がりを見せた内海だったが、4回に痛い一発を浴びた。1死一塁で中川を投ゴロに打ち取ったが、併殺を狙った二塁への送球が逸れて悪送球に。1死一、三塁とピンチが拡大し、ジョーンズに3ランを浴びた。6回にジョーンズに2打席連発となるソロを被弾して4点目を献上した。
6回2死から杉本を見逃し三振に仕留めて、史上56人目の通算1500奪三振を達成したものの、6回を投げて3安打4失点で降板。勝利投手の権利を掴むことはできなかった内海は降板後、球団を通じて「マウンドに上がる前は、緊張しました。しっかり要所要所を抑えていかなくてはならないところでジョーンズ選手に2本打たれてしまった。外国人選手に対する初球の入り方を気を付けなくてはならないことは分かっていましたが、それが力みにつながってしまい、結果的にチームに迷惑をかけてしまいました」とコメントした。
また、節目の記録について「1500奪三振については、ここまでがんばって積み上げてきた数字なので、素直にうれしいですが、勝っている状況で達成したかったです」と語っていた。
(Full-Count編集部)