5勝目ダルビッシュを地元メディア大絶賛「強力打線を無効に」「素晴らしい投球」
地元紙シカゴ・トリビューン「ダルビッシュは相応しい勝利を手にすることができた」
■カブス 2-1 Wソックス(日本時間24日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は23日(日本時間24日)、本拠地のホワイトソックス戦に先発し、メジャートップに並ぶ5勝目を挙げた。7回を投げて6安打10奪三振1四球1失点(自責1)。好調ホワイトソックス打線を相手に毎回奪三振を記録するなど躍動した右腕を、カブスのデビッド・ロス監督は「投げれば勝てると思える投手の筆頭格」と最上級の褒め言葉を送った。
地元メディアも称賛の嵐だった。大リーグ公式サイトは「ユウ(10奪三振)がカブスを勝利に導く」との見出しで伝えた。ホワイトソックスは試合前までリーグトップのチーム打率.268、同54本塁打。7連勝中と勢いに乗っていた。戦前からロス監督は強力打線の弱点を突く投球を求めていたが、チームは2戦17失点で2連敗していた。「日曜日の午後までかかったが、ユウ・ダルビッシュはサウス・サイダーズ(ホワイトソックス)の強力打線を無効化する方法を見つけ、リグレーフィールドで2-1の勝利に導いた。10奪三振とし、ホワイトソックスの得点を本塁打1本に抑えた」と伝えた。
地元放送局「CBSスポーツ」は「ダルビッシュがシーズに投げ勝ち、カブスはリグレーフィールドでホワイトソックスを下す」と試合前まで4勝で並んでいた両右腕の投げ合いに注目。「ダルビッシュは7イニング素晴らしい投球を見せ、10奪三振、1失点とした」と報じた。地元紙「シカゴ・トリビューン」はシュワーバーの逆転弾で勝利投手となったことを伝え、「ダルビッシュは相応しい勝利を手にすることができた」と称賛している。メジャー屈指の強力打線を封じて強力右腕にも投げ勝つ。サイ・ヤング賞争いへも弾みをつける勝ち星となったはずだ。
(Full-Count編集部)