広島堂林が“2冠”、大島&ビシエドら中日勢が好調…セ週間ベストナインは?
大島が打率.542で9得点、ビシエドも打率.522と打線を牽引
【第10週セ週間ベストナイン】
先発 大野雄大(中日)
救援 フランスア(広島)
捕手 会沢翼(広島)
一塁 ビシエド(中日)
二塁 阿部寿樹(中日)
三塁 堂林翔太(広島)
遊撃 エスコバー(ヤクルト)
左翼 福田永将(中日)
中堅 大島洋平(中日)
右翼 坂口智隆(ヤクルト)
第10週はやはり5勝1敗と大きく勝ち越した中日勢の活躍が目立った。野手ではビシエド、阿部、福田、大島の4人を選出。大島は打率.542、9得点をマークしてリードオフマンとしての十分な働き。ビシエドも打率.522をマーク。2本塁打7打点と4番としての役割を果たしていた。
二塁の阿部も打率.348と好成績を残し、福田も18打数6安打で打率.333、4打点と結果を残した。ただ、福田は怪我のため8月23日に出場選手登録を抹消された。好調だっただけに痛い離脱となった。
3勝2敗1分と1つの勝ち越しだった広島からは会沢と堂林を選出。会沢は現在、磯村や石原慶、坂倉らとの併用となっているが、その中で第10週は11打数6安打、打率.545をマークした。堂林は一時、調子を落としていたが、第10週ではリーグトップの3本塁打9打点をマークして“2冠”。打率も.360をマークしており、復調した。
ヤクルトの坂口は堂林と並んで週間3本塁打を放ち、打点も7を記録。打率は.273と高くはなかったが、勝負強い活躍を見せた。エスコバーは打率.333と、各球団の遊撃手の中ではトップの成績だった。
投手では中日の大野雄を選出。23日のDeNA戦で5安打完封勝利を飾り、これで4戦連続完投勝利という偉業を成し遂げた。巨人の菅野智之投手も18日の阪神戦で完封勝利を挙げたものの、4戦連続完投というインパクトも含めて大野雄に。救援の広島フランスアは3試合に登板して無失点、2セーブ1ホールドをマークしていた。
(Full-Count編集部)