今季初2番のDeNA大和がサヨナラ打 起用ズバリのラミレス監督「ベリーハッピー」
先発の上茶谷は5回2失点には「来週もいってもらう」と手応え
■DeNA 5-4 広島(25日・横浜)
DeNAが劇的サヨナラ勝ちで連敗を3で止めた。4-4の同点で迎えた9回2死一、二塁。大和が放った一打が、前進守備のセンターの頭上を超えた。今季初の2番に起用した大和の活躍に、ラミレス監督は「ベリーハッピー」と笑顔を見せた。
8月7日以来の先発となった上茶谷は5回2失点で降板。勝利投手の権利を持って降板したが、リリーフ陣がリードを守れなかった。ラミレス監督は「全体的には悪くなかったが、4回ぐらいから球が高めに浮き始めた。球数やスタミナ的には問題なかったが、5回につかまったので交代させた」と継投の理由を説明。「修正してもらいたいところはあるが、身体に問題がなければ来週もいってもらう」と次回の登板を確約した。
先週末の中日との3連戦では、3試合で1点しか奪えず3連敗となったが、地元に帰って最高の勝ち方で貯金ゼロの危機を回避した。指揮官は「敵地で3連敗して、今日もタフな試合になったが、ホームの素晴らしいサポートがあってこその勝利だった」と、本拠のアドバンテージを強調し、「今日いい勝ち方ができたのは、ここに来てくれたファンのおかげ。また明日もベストを尽くして勝っていきたい」と、5000人弱でも大きな声援を送り続けるファンに感謝した。