前代未聞の送球を“ヘディング” 審判団すら「一度も見たことがない」珍プレー
抗議したロブロ監督が退場に、審判団も「一度も見たことがない」と振り返る
避けることは可能だったと本人が語っている通り、一塁審判のロブ・ドレイク氏は守備妨害と判定してアウトに。三塁塁審で責任審判のビル・ミラー氏もMLB公式サイト内で「この状況では、コールは二塁に向けて走っていて、彼にはキャッチャーがボールを持っているのが見えた。彼はキャッチャーがボールを放すところを見ていた。彼は明らかにボールの方向に頭を傾け、意図的にボールに当たりにいった」と説明。「もし彼が意図的にボールに当たりにいっていたら、意図的に当たる行動を起こしていたら、その時点でボールデッドで彼はアウトだ」と、もともとボールが頭に当たりそうだったかは関係ないとしている。
さらにミラー氏でさえも、このような珍プレーは「キャリアにおいて私たち(今日の審判団)は一度も見たことがない」とも。結局、ロブロ監督が判定に抗議し、2017年にダイヤモンドバックスの監督になって以来6度目の退場となっている。
地元メディア「FOXスポーツ・アリゾナ」がこのプレーを動画で公開すると、ファンも「どうしてこれがアウトになるの?」「誰か解説してくれ」「この判定はばかげている!」「見たことがない」「これは…奇妙だ」「おもしろくて、珍しいプレーだ」「これを見たけど、いまだになにが起きたのかよくわからない」と混乱していた。