西武、山川の劇的サヨナラ打で連敗5でストップ 森の涙に指揮官「気持ちは非常に分かる」
スタメン外れ途中出場の森は試合後に号泣「野球の怖さを知ったと思う」
■西武 8-7 日本ハム(27日・メットライフ)
西武は27日、本拠地での日本ハム戦を劇的なサヨナラ勝ちで連敗を5でストップした。1点を追う9回1死満塁から主砲・山川穂高内野手が左翼線を破る逆転の2点タイムリーを放ち試合を決めた。
試合後、お立ち台に上がった山川は「(左翼を守る)杉谷さん絶対捕るなと思って」と語り笑いを誘った。連敗を止める一打には「みんな苦しかったですが、今日の1勝は本当に大きいと思う」と久しぶりの勝利をかみしめていた。
辻監督は4回に18号2ラン、そしてサヨナラタイムリーを放った山川に「4点というビハインドで苦しかったが、あのホームランでチームがいけるとなった」と称えた。また、試合後にスタメンを外れ途中出場した森が涙を見せていたことについて「気持ちは非常に分かる。逆転された悔しさもあり、最後は友哉の兄貴である山川が打ってくれた。野球の怖さを知ったと思う」と語っていた。