「これは今宮の後継者」 鷹の22歳・川瀬、“師匠”顔負け超絶美技をファン絶賛
5回にムーアの窮地を救うダイビングキャッチを見せた川瀬
■ソフトバンク 3-0 日本ハム(29日・PayPayドーム)
ソフトバンクは29日、本拠地PayPayドームでの日本ハム戦に3-0で勝利し、今季最長の7連勝とした。2か月ぶりの先発となったムーアが5回無失点と好投して来日初勝利を飾った。川瀬晃内野手が5回にビッグプレーを見せて、窮地を救った。
若い川瀬がチームを救った。1点リードで迎えた5回1死一、二塁の場面。日本ハムの2番・松本が放った打球は中前へと抜けようかという痛烈なゴロになった。この打球に遊撃の川瀬が横っ飛びでキャッチ。ボール掴み取ると、そのまま這いつくばったまま、バックトスで二塁を封殺した。
抜ければ、同点だった場面で飛び出したビッグプレー。失点の危機を免れたムーアは2死一、三塁で続く西川を打ち取って5回を投げ切り、来日初勝利を手にした。川瀬のファインプレーがムーアの初勝利を呼び込んだ。
このプレーの映像を紹介したソフトバンクの公式ツイッターには「うまい」「ナイスプレー」「いや、えぐい」「これは今宮の後継者」と絶賛のコメントが並んだ。正遊撃手で自主トレを共にする“師匠”の今宮が故障で離脱する中、22歳の川瀬がその穴を埋める活躍を見せている。