大谷所属のエンゼルスが“草刈り場”に? 主力選手にトレードの可能性続々…
トレード期限を前に主力選手のトレードの可能性が次々に浮上しているエンゼルス
28日(日本時間29日)を終えた段階で11勝22敗の借金11、ア・リーグ西地区の最下位に沈んでいる大谷翔平投手が在籍するエンゼルス。残り27試合で、首位のアスレチックスと11ゲーム差、自動的にプレーオフ進出が決まる2位のアストロズにも7.5ゲーム差と、6年ぶりのプレーオフ進出はもはや風前の灯火となっている。
6年連続でプレーオフ進出を逃すことが濃厚となっているエンゼルスが8月31日(同9月1日)トレード期限を前にして“草刈り場”となる可能性が出てきた。すでに、主力の1人であるトミー・ラステラ内野手が同地区のアスレチックスにトレードで移籍。さらに複数の選手に、他球団が興味を示しているという。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によると、アンドレルトン・シモンズ内野手にブルージェイズが、今季1年契約で加入し、ここまで3勝2敗、防御率2.58の好成績を残すディラン・バンディ投手にはツインズ、ホワイトソックス、ブレーブスが関心を示していると伝えている。
メジャーリーグではプレーオフ進出のかかる上位チームが終盤戦に向けて、下位チームとのトレードで戦力を強化するのは当たり前のこと。早々とプレーオフ進出の可能性が低くなっているエンゼルスが主力大量流出の危機に直面している。
(Full-Count編集部)