秋山翔吾、ダルから初安打でWヘッダー4打数1安打 頭部付近への1球で乱闘騒動に
ダルビッシュと対戦した6回の第3打席で右前安打を放った秋山
■レッズ 6-5 カブス(ダブルヘッダー第2試合・日本時間30日・シンシナティ)
レッズの秋山翔吾外野手は29日(日本時間30日)、本拠地でのカブスとのダブルヘッダーで2試合ともに「7番・中堅」でスタメン出場した。ダルビッシュ有投手とメジャー初対戦となった第1試合は2打数1安打、第2試合は2打数無安打1四球だった。第1試合はカブスが勝ち、第2試合ではレッズがサヨナラ勝ちした。
ダルビッシュとの9年ぶりの対戦は2回2死一塁の場面で巡ってきた。その初球、秋山は空振りしたが、バットが捕手のミットに当たって打撃妨害に。意外な形で出塁した。4回2死での第2打席はダルビッシュへのゴロとなったが、これを右腕が処理できずに投ゴロ失策で出塁。6回先頭では右前安打を放ち、ダルビッシュからキャリア初安打を放った。
2試合目には秋山に対しての1球で両軍入り乱れる事態が発生した。第1打席は二ゴロに倒れて迎えた4回の第2打席。2ボール1ストライクからの4球目が秋山の頭部近くを通過するボール球になった。これにレッズのデビッド・ベル監督が抗議に出た。
この直前にカブスのリゾへの頭部付近への投球で、抗議したカブスのデビッド・ロス監督が退場になり、両軍には審判団から警告が言い渡されていた。そのため、抗議に出たベル監督に対して、リゾが物言い。両軍がベンチから飛び出して入り乱れ、一触即発の事態になった。ベル監督やジェシー・ウィンカー、ジョーイ・ボットの3人が退場処分となった。
秋山はこの打席、四球を選んで出塁。6回1死一塁の第3打席は二ゴロに倒れ、第2試合は2打数0安打に終わった。試合は第1試合はダルビッシュの6回無失点の好投でカブスが勝利。第2試合はカブスが最終回までリードしていたが、守護神キンブレルが大荒れ。最後は右腕のサヨナラ暴投でレッズがサヨナラ勝ちした。
(Full-Count編集部)