田中将大「物凄く大事」 首位レイズとの直接対決先発&今季初勝利へ意気込み
ワインドアップ変更と前回66球降板は関係なし「特別張るということはない」
■ヤンキース – レイズ(日本時間2日・ニューヨーク)
ヤンキースの田中将大投手は、今季初勝利をかけて1日(日本時間2日)の本拠地レイズ戦で先発登板する。地区首位を走るレイズとの直接対決へ向け、「どのチームと対戦するのはもちろん大事ですけど、自分たちより上にいるチームですし、今年なかなか勝ててないので、やはり物凄く大事なシリーズだと思います」と表情を引き締めた。
前回8月26日(同27日)に敵地で行われたブレーブスとのダブルヘッダー第2試合では5回3安打無失点4奪三振。66球での降板となった。「自分の中では体はしっかりビルドアップしていると感じてきている。しっかりと投げられてきてはいるので大丈夫だと思います。(前回登板は)疲れが出てきたのはありましたが、別に何か変な感じがあったわけではない。問題があるかとかいうのは全くないです」。
今季からワインドアップのダイナミックな投球フォームに変更した。「(投球フォームの変更が)良い張りという意味で大きな筋肉を使えるというところで、自分の中では『いい反応なんだろうな』と思いながらやっていましたが、そういうのが特別くるとか張るということはないです」と話した。
中5日の登板で、この登板間はブルペン入りせずに調整した。31歳右腕はリカバリーに対する考え方については「自分の身体がどういうものなのか、若い時とは違うし変化があるのは当然だと思います。自分の身体を理解しながらやっていくことが大事かと思います。身体の声を聞きながら『これが必要じゃないかな、あれが必要じゃないかな』と自分の中でやっていくことじゃないですか」と打ち明けた。
60試合制で行われるシーズンも後半戦だ。「一登板一登板状態を上げていく、ベストを尽くしていくというのは、これまでと変わらないかなと思う。今ある自分の状態というものをさらに良いものへ上げて戦っていくという感じは変わらないのではないですか」と自らに言い聞かせるように話した。
(Full-Count編集部)