春の王者・法大から一挙5選手がプロ志望届 鈴木&高田の左右150キロコンビも
ドラフト上位候補・高田孝一、石川達也ら高校時代からの注目投手がプロの道目指す
全日本大学野球連盟は4日、2020年の「プロ野球志望届」の提出者一覧を更新した。全国で唯一、春のリーグ戦を8月に開催した東京六大学リーグを制した法大から鈴木昭汰投手、高田孝一投手、石川達也投手、羽根竜二内野手、村田雄大外野手の5選手がプロ志望届を提出した。
法大はリーグ戦で単独最多となる3季ぶり46度目の優勝を果たした。“全勝対決”で迎えた大一番の慶大戦に先発した鈴木は、左右に攻める内角の直球とスライダーが武器。常総学院(茨城)で3年夏の甲子園ベスト8。甲子園には3季出場し、合計5勝を挙げた。大学進学後は年を重ねるたびに球速と制球力は上がり、社会人とのオープン戦では自己最速の152キロを計測したこともあった。
高田は平塚学園の1年生から注目を集めていた右腕で、法大では最速155キロの剛腕。2年春からリーグ戦に登板していたドラフト上位候補だ。石川は最速146キロ左腕で、横浜高校時代は藤平尚真(楽天)とWエースとして甲子園に出場した。高校時代の同僚の外野手・村田も提出した。羽根は右の強打者でチームのムードメーカーとしてもチームを盛り上げた。また、この日は今秋のドラフト1位候補に挙がる近大・佐藤輝明内野手らも提出。今年は大学生に多くの注目選手が集まっている。
(Full-Count編集部)