ロッテ移籍の澤村、佐々木朗希ら若手からも貪欲吸収「日々勉強。うまくなりたい」
背番号は「57」に決定「自分がうまくなることがロッテのため」
巨人からロッテへトレード移籍した澤村拓一投手が8日、オンラインで入団会見した。背番号は「57」。松本尚樹球団本部長と共に出席した晴れの会見では、佐々木朗希ら若手投手から貪欲に投球術を吸収する考えを示した。
11年に新人王、16年にセーブ王に輝いた右腕は、井口監督から「若手の手本になってほしい」と声をかけられた。それでも、まだ32歳。澤村自身も野球人としての成長を目指し、若手と共闘していくつもりだ。
「(若手に)僕が見せたいというよりも僕も日々勉強だと思っています。僕に足りない部分を若い子が持っていたら、吸収することもそうですし、自分がうまくなることがロッテのためになると思っているので。まずはチームのためもそうですけど、まだまだ野球がうまくなりたいと思って、ここに来ているので」
強風が名物のZOZOマリン。澤村は「正直器用な方ではない」と苦笑いを浮かべたものの、「風を計算することもあると思うんですけど、でもやっぱり真っすぐで勝負していかないと行けないと思っていますので。風も含めて、しっかりと地に足をつけて投げていきたいなと思っています」と誓った。
パ・リーグの覇権を争うロッテは、首位ソフトバンクを0.5ゲーム差で猛追している。「(目標は)優勝です。まだユニホームを着て投げているわけではないので、大きいことは言えないですけど、いい位置にいて、呼んでもらったと思っているので、その期待に恥じないように頑張ります」。勝利の方程式に入り、新天地でリスタートを切る。