メッツ買収から撤退したAロッドらが負け惜しみ? 買収成功なら10年以内の世界一を約束
ジェニファー・ロペスさんは「最後の最後まで諦めない」
メッツの買収を目指していた元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏と婚約者で女優のジェニファー・ロペスさんの投資家グループは撤退することを宣言したが、ここにきて「最後の最後まで諦めない」とわずかな望みを持っているようだ。地元紙「NYポスト」が伝えている。
メッツの現オーナーであるウィルポン家はヘッジファンド界の大物、スティーブ・コーエン氏と独占最終交渉に入っている段階。これを受けAロッドは「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者を通じて「アレックス・ロドリゲスとジェニファー・ロペス率いる投資家グループは、メッツに対してこれ以上球団買収には関わらないと通達しました」と声明を発表していた。
だが、記事では入札額がコーエン氏の23億5000万ドル(約2500億円)と同様、またはそれを上回るものだとAロッド側が主張していることに言及。現実的な部分ではコーエン氏の買収プロセスに問題はなく、MLB30球団中23球団のオーナーから正式な承認を得ることができればAロッドたちは敗北することになる。
それでもジェニファー・ロペスさんは「最後の最後まで諦めない。私たちはニューヨーカーであり、諦めることはしません」と声明を発表。さらにメッツを買収することができれば10年以内の世界一を約束し、実現しない場合はニューヨークのチャリティーに1億ドル(約106億円)を寄付することを語っているという。
ここからの“大どんでん返し”が起きる可能性は限りなく低いと思われるが、Aロッドらは最後まで戦う姿勢を見せている。
(Full-Count編集部)