楽天・渡辺直人、引退決断は「若い選手の成功が嬉しくなった」引退会見一問一答
仙台のファンに“感謝”の涙「声援に応えたい。他球団でも思いは変わらなかった」
――最後の球団が入団した楽天だった
「楽天に入団して色んなことがあって、最後にまた楽天のユニホームを着て引退するのは自分の夢だったので、幸せだなと思います」
――なぜ夢だった?
「今の自分があるのは、入団して若い時に色んな経験をさせていただいたから。その思いは忘れないです。いつか恩返ししたいって思いはずっと持ってたので、楽天で引退できて良かったです」
――今シーズン、楽天のユニホームを着てグラウンドでプレーできたら?
「楽天にいたときもそうですし、他球団に移ってからも仙台でプレーするときは多くの声援をいただいて。その声援に助けられて、その声援に応えたい。楽天のユニホームを着てても、他球団のユニホームを着てても、その思いは変わらなかったですし、ファンの声援に勇気を与えていただきました」
――今流されている涙は?
「感謝です」
――心に残るシーン、思い出は?
「いっぱいありますけど、2009年のクライマックスシリーズに出れたこと。それが本当に良い思い出ですね。やればできることを勉強できた年だったと思います。何より、負ける悔しさはいっぱい経験しましたけど、勝つ喜びは初めて知ることができた瞬間だったと思うので、良い思い出です」