「すごい打球」西武の育成出身・高木渉、弾丸バックスクリーン弾にファン歓喜
12日のソフトバンク戦でプロ初本塁打を放った高木
■ソフトバンク 8-4 西武(12日・PayPayドーム)
12日に敵地PayPayドームで行われたソフトバンク戦で、プロ初本塁打を放った西武の高木渉外野手。育成出身3年目の期待の若手に飛び出した待望の一発に、試合に敗れた西武のファンも歓喜の声をあげている。
この試合「7番・右翼」でスタメン出場した高木。7点のビハインドの5回にこの日の第2打席に立つと、豪快な一発を放った。ソフトバンク先発の武田翔太が投じた2ボール2ストライクからの146キロの真っ直ぐ。快音を残した打球はセンターバックスクリーンへと吸い込まれるプロ初アーチとなった。
2017年の育成ドラフト1巡目で福岡の真颯館高から西武に加入した高木。1年目を終えた2018年オフに支配下昇格を勝ち取り、昨季、1軍デビューを果たしていた。今季はこの試合が7試合目の出場で、地元・福岡の地で飛び出したプロ初アーチだった。
この記念の初アーチを「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeも「地元で出た!20歳の高木渉 プロ初HRはバックスクリーン弾!」と動画で公開。ファンから「これから楽しみ!」「すごい打球」「数少ないポジ要素」「楽しみな選手がまた1人」と、その将来性に期待する声が多数寄せられていた。