1組なんと50万円! 楽天の「超高額チケット」至れり尽くせりの中身とは?
ユニホームやサインボール、そしてウェルカムメッセージカードも…
岩崎さんに案内されて部屋に入った片平ご夫婦。ここにはご夫婦へのプレゼントがたくさん用意されていた。ご夫婦がファンだという浅村栄斗内野手、鈴木大地内野手のユニホーム、キャップの他、娘さんが事前にリクエストしていたという5人の選手のサインボールが。そして、ご夫婦が最もびっくりしていたのが、選手会長を務める則本昂大選手からのウェルカムメッセージカードがテーブルの上に置かれていたことだ。
このメッセージカードは三木肇監督だったり、石井一久ゼネラルマネージャーだったり、その日によって違う人が書いているのだとか。なるほど、直接触れ合えなくてもこういうおもてなしがあるのかと驚かされた。
ご夫婦は、先ほどプレゼントされたユニフォームを着て早くも臨戦態勢。さて、次は「試合前スペシャルオンライン交流会」があるとのこと。岩崎さんに案内されて、ご夫婦がテレビ画面を見ていると、画面の向こうから辰己涼介外野手が登場した。
「片平さんこんにちは!」
突然自分の名前を呼ばれたご夫婦は驚き、そして、ここから辰己とご夫婦のオンライン座談会が始まる。「仙台には慣れましたか?」「仲のいい選手は誰ですか?」「どんな食べ物が好きですか?」奥さまから矢継ぎ早に繰り出される質問に、辰己選手はジョークを交えながら答え、最後は「今日はですね、片平さん夫婦のために、センター……センターフライ打ちますから!」とウィットに富んだメッセージでトークタイムは終了した。
ここでいったん休憩タイム。ご夫婦はスタンドで練習を見学したり、楽天生命パーク宮城のランドマークである観覧車に乗ったりして楽しんだ後、岩崎さんに促されて部屋に戻った。
すると岩崎さんから「今から選手通りますね」との声が。試合に向けてロッカールームからダグアウトに向かう選手が次から次へと部屋の前を通っていく。これには奥さまも旦那さまも大盛り上がりだった。
この部屋はベンチへつながる通路沿いにある部屋で、壁をガラス貼りに改装してあり、往来する選手やコーチを間近で見られ、声をかけられるようにしたとのこと。こういう方法でファンとの触れ合いを実現させたのだと、球団の工夫と努力に敬意を覚えた。